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| 外壁はジョリパッドによる白の吹付け仕上げ、廊下側には黒の切り返しでアクセントをつけている。 道路側のファサードには円形の車止めリングを転用した。この175個の円形のディンプルが平坦になりがちな、建物の表層にアクセントをつけるとともに、幾何学的なパターンの配列がミッドセンチュリーへのオマージュともなっている。 |
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| 共用部は、外付けのメタル製の柱列が並び、これにより工業製品を活用したケーススタディハウスを想起させ、よりパースペクティブを強調し、建築物のモダンさを際立たせている。木造アパートにつきものの「廊下の気配」をなくすため、ライトコート(吹き抜けと坪庭)を採用し植栽を施しプライバシーを確保。適度な光と、通り抜ける風が外部との絶妙な距離感を保っている。 |
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仕上げ
共用部は、外付けのメタル製の柱列が並び、これにより工業製品を活用したケーススタディハウスを想起させ、よりパースペクティブを強調し、建築物のモダンさを際立たせている。木造アパートにつきものの「廊下の気配」をなくすため、ライトコート(吹き抜けと坪庭)を採用し植栽を施しプライバシーを確保。適度な光と、通り抜ける風が外部との絶妙な距離感を保っている。
平面計画
Aタイプではカーテンで間仕切ることができ、ベッドルーム~パウダールーム~リビングへと回遊可能なプランニングとなっている。ベッドルームは光が落ち着く北側に配置した。リビングは10畳以上あり、余裕でソファの配置もできる。バルコニーは4畳で、ここに椅子やテーブルを置きアウトドアリビングとして使用可能だ。キッチンはL字型で、70cmの高さのテーブルも用意されている。ベッドルームには十分な容量のクローゼットや、ミッドセンチュリー感覚の作り付けのPCデスクもオリジナルデザインで用意されている。パウダールーム上部にアクリル板を貼った明かり取りも設けられ、部屋全体が軽やかなイメージだ。
キャビネット
玄関からリビングに続く大きなキャビネットは、シューズボックス、本棚とテレビ台一体型の約6mもの長さのある装置として機能させた。このキャビネットは、小口を最小限に目立たせないシンエッジ造りになっており、インセット型の扉になっている。フレームにはオークの無垢フローリング材を使用。特徴的なのは扉の色で、日本の伝統色を部屋ごとに変化を付けて配色している。日本的な色合いながらミッドセンチュリーモダンの風合いも感じさせる。テレビ台の上部の仕上げには、グレーのメラミンの天板に、ローズウッド製の引き出しをつけ、ホワイトの取手がアクセントとなっている。
ベンチ
テラスと室内とが連続する形のベンチで一体感を演出した。マテリアルはテラスに合わせて少し濃目のオーク無垢材を採用。ベンチ内部は収納スペースになっている。ベンチの高さは40cmで、外部との境界で読書などを楽しむために最適なスペースとなっている。
キッチン
オリジナルのL型のキッチンとなっている。天板はホワイト、扉はシルバー仕上げ。壁と床はタイル仕上げだ。壁のモザイクタイルは部屋ごとの雰囲気に合わせてセレクトされている。テーブルはベージュで仕上げられ、黒い柱のコントラストが美しい。テーブル上部には、オリジナルのカンチレバー構造の照明を配置。建物の◎型と同じ形状のスリットが配されており、一貫した意匠計画がなされている。
PCデスク
ピエール・ポランのデザインを髣髴とさせる雰囲気のデスクだ。白と黒の天板に、ローズウッド仕上げの引き出しで構成されている。上部には、可動式のアクリル製の間仕切りがあり、ポップで楽しいつくりになっている。
照明計画
天井には、ダウンライトが配置されている。光源が1つのものと、3連のもの2種類が、掘り込まれる形で設置されており、この部屋のイメージにマッチしたプランニングである。一見ランダムだが、きっちりと照度計算をして配置した結果である。 |
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| memento:CSA#T1は、こうした綿密な意匠計画により、「どこか懐かしく、そして新しい」プロトタイプの“ケーススタディ・アパートメント”である。 |
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