コンセプト

二人でお茶を

 エスポワールZは、そんなジャズナンバーが流れるカフェのイメージでつくられました。
 壁や天井はフランスの伝統色で塗られています。色それぞれにフランス固有の名前がつけられていて、フランスの持つ豊かな色彩感覚を表現。その色どうしを組み合わせることによって、空間に小気味いいスパイスを効かせています。

 エスプリの効いた配色で彩られた空間は、Jazzの雰囲気がとってもよく合います。それはジャズの持つ感覚、例えば明るさの中にある少しの憂いだとか、甘さの中のちょっとしたほろ苦さだったりとか…。これが、フランスの伝統色を組み合わせることで生まれた”エスプリ”の中に感じられるからです。

 エスポワールZのコンセプトはフランス語で、the pour deux(テ・プゥ・ドゥ)英語で、tea for two「二人でお茶を」という意味です。ドリス・デイの歌で有名になったあの曲です。

 1950年に「二人でお茶を」のタイトルで映画化された、主演のドリス・デイの明るい魅力が詰まった幸せ一杯のミュージカル。原曲は1925年のミュージカル「No, No, Nanette(ノー・ノー・ナネット)」の中の楽曲で明るくてリズミカルな、Jazzのスタンダード曲です。

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