コンセプト

明かりと灯り

クラッシック音楽好きのオーナー様による“音楽が聴こえてくる建築〜住宅〜空間”。ドビュッシーの中でもよく知られた“月の光”をテーマとしています。
印象派から象徴派の間で生きてきたドビュッシーらしい詩の世界では、人は皆、おだやかな心持になるのではないでしょうか?そんな想いで建てました。

建物にさしかかる小径は、ゴッホの「夜のカフェテラス」の絵画のように、ランタンの灯りに灯されます。
ロゴには、“月の光”を浴びながらテラスでダンスでも踊ってみませんか?…そんな想いを込めました。

そしてランタンがついた塀の反対側はオーナー様宅であり数奇家風のはなれ旅館。一枚の塀を境に、西洋と日本の“陰翳”が共存している…こんな愉快な場所で美の本質を探ってみて頂けたらと思います。

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