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  集合住宅というのは、住まい方がそれぞれ異なり、住むという行為に対する思いも人さまざまである。特に内部空間においては、デザイン性に加え機能性が求められる。大切なのは、住むという「基本機能(光・風・居心地・雰囲気など)を大切にすること」。つまり、空間の質を高めることである。さらに、もっと身近なものを通して「基本性能(収納・使い勝手など)を十分に満足させる工夫がなされていること」である。

前者の基本機能に関して言えば、建物を雁行させながら配置することで得た光と風は、居心地の良さにつながる。特に2階においては、構造上の特性を生かし天井が一部持ち上げられた。それによって、そこでは頭上の高窓から差し込む柔らかな光を得ることができた。さらにその光の入り方は空間に奥行きも与える。

後者の「基本性能」に関して言えば、それぞれに必要な空間的ヴォリュームが確保されている。特に収納においては、”見せる収納”と”隠す収納”が明確に区別されている。パソコンデスクをもつ収納スペース、デザインされた壁画による収納など、それぞれ特徴を持つ合理的なものである。
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