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「蕾傳」には、いたるところに日本の伝統色が配色されています。日本の気候風土から生まれ、草木から染め出された色合いは、見るだけで心を落ち着かせてくれます。
特に日本独自の和室には顕著に表れており、畳・木・和紙で構成する色のほとんどが伝統色。和室に入ると、なぜかホッとするのは、古来より伝えられてきた日本人に馴染みの色だからかもしれません。

そして、この日本の伝統色に合わせて、「蕾傳」の為のオリジナルカラーとして作られたのが織部です。深みのある緑をした織部は、各部屋の階段に鶸萌黄(ひわもえぎ)と共に使われています。

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鶸色と萌黄色の中間色である鶸萌黄は、江戸中期に頃によく用いられていた色で、黄味の強い黄緑色の事。「手鑑模様節用(染色解説書)」にも「ひわもえぎ。古名浅みどり」と記されています。この織部と鶸萌黄を交互に配色することで、織部焼の釉薬の濃薄を表現しているのです。

「蕾傳」の外観には、海松茶(みるちゃ)胡粉(ごふん)が用いられています。海松茶は暗い黄緑色。海松色を褐色がらせた色であり、江戸時代に広く愛用されました。胡粉は顔料の一つで、中国の「胡」から伝えられた色です。日本画や日本人形の絵付けにも使われています。

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投稿者:いけだ | 日時:2017年5月19日 10:21

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