「文学のこみち」を下ると本堂に到着します。
ちょうど「福鈴まつり」というのをやっていて風になびく色鮮やかな風鈴と音色が遠く見える景色と合わさってとても綺麗な光景でした。

帰りは「猫の細道」を通りました。
猫といってもいるのは本物の猫ではなく「福石猫」と呼ばれる猫の描かれた石が細道の随所に置かれています。
表情や大きさも違いがあって触ると効果がある猫もあり、猫探しを楽しめます。

偶然暑さを避けるように石段の木陰でお昼寝をしていた本物の猫とも遭遇できました。

尾道の港から船に乗って瀬戸内海に浮かぶ生口島（いくちしま）にも行きました。
目的は「潮聲山 耕三寺」と「未来心の丘」です。

耕三寺では「夏蓮祭」という催しものがやっており、境内に足を踏み入れてすぐに蓮の花がお出迎えしてくれました。

小高い丘を登ると真っ白な大理石で作られた広大な庭園が一面に広がっています。
天気がよかったのでずいぶん遠くまで眺めることが出来ました。

今度は島をゆっくり歩きまわってみたいなと思いました。
船からは瀬戸内しまなみ海道を見ることもできました。

そして広島に来たら行ってみたかった場所でもある「厳島神社」です！
宮島口から船に乗って島に降り立って船着き場から歩き出すとまずお出迎えしてくれたのは本物の鹿でした。

人を避けるどころか鹿のほうから寄ってきて何かを強請る仕草をみせていました。
とはいえ流石に日中の暑さには鹿も参った様子でした。

しばらく歩いていると厳島神社の目印ともいえる大鳥居が見えてきます。
ですがタイミングが良くか悪くか、大鳥居は修繕工事中のため足場が組まれている姿に......。
貴重な一枚となりました。

時刻はお昼頃でちょうど干潮の時間帯だったらしく大鳥居はもちろんですが、干潮のときにしかみることができない「鏡の池」を見ることもできました。

厳島神社の平舞台（ひらぶたい）と高舞台（たかぶたい）も素晴らしかったです。

ここで舞い踊る姿を映像で見たことがあったのですが映像で見るほど広さはないのですが、やはり神聖な場所であることを感じさせます。
流石国宝ですね。

厳島神社を出て歩いていくと五重塔が目に入り、「豊国神社（千畳閣）」に立ち寄りました。

中はとても広く高台にあるので風が通り抜けて休憩に訪れて腰を下ろしている方も多くいました。
山と海の景色を一緒に堪能できる場所でした。

帰るころにはようやく大鳥居が海につかり始めており、また機会があれば今度は満潮のときに見に行ってみたいなと思います。

お天気にもめぐまれた広島旅行でした。
今回は行くことのできなかった観光名所がまだまだあるのでまた機会があれば今度は行けなかった場所に行きたいなと思います。

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