お家の隣にある温室からは、緑の葉がところさせましと顔を覗かせています。



まだ開花していませんが、開花前の初々しいエネルギーに満ちている様子。
精一杯きれいに咲き誇ろうと、その小さな蕾が息づいているのが感じられます。



今はシクラメンを栽培されているそうです。
室内には、小さな蕾がちらほらと頭を覗かせており、まるで小さな赤ん坊のようです。

シクラメンは別名”ガガリビバナ”と呼ばれる、サクラソウ科シクラメン属非耐寒性多年草です。
原産地はクレタ、ロードス、キプロス諸島から地中海沿岸。
10月から4月に開花する、代表的な冬の室内花として人気の花です。
”シクラメン”という名前は、ギリシア語の「円い」という意味を持ち、タネができた花の柄がらせん状に丸まるから、球根が丸い形をしているからとも言われています。



今はシクラメンのみ育てられていますが、時期によって違うそうです。
もちろん販売もされていて、こちらのシクラメンは10月中旬から年内とのことでした。
普段は電話で受け付けたりしているそうですが、敷地内で販売されることもあるそうですので、見かけたらぜひ、立ち寄ってみてがいかがでしょうか？

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すぐそばに小学校がある為か、子供たちがよく買いにきそうな店内。
並んでいる文房具をよくみれば、懐かしいものばかり。
小さい頃使っていたよね、と一緒に同行したなかがわと話が弾みます。



国道11号線沿いに建っているにもかかわらず、車の騒音というのはほとんどありませんでした。
オーナー様からも「そんなに大きな道路じゃないから、トラックが頻繁に走ることもなく静かですよ」との事。
住宅街ということことだけあって、深夜まで騒音で悩まされたりすることもなさそうです。
それに、今回リノベーションするお部屋からの景色もなかなかです。
夏になると、多摩川の打ち上げ花火が見れるそうです。



でも、なによりもすごいのが交通の便利さです。
最寄駅は東急池上線蓮沼駅ですが、その一つ先の終点は蒲田駅。
蒲田駅と言えば、東海道本線、東急多摩川線、そこから少し歩けば京急本線と京急空港線があります。



東急池上線は、始発駅（または終点）は蒲田駅から出て、途中9駅目の旗の台駅では東急大井町線が、そして終点（または始発）は五反田駅と、新宿方面に出るには便利な路線。
蓮沼駅から高梨ビルまでは、徒歩2、3分程の距離です。
さらに、近くにある矢口渡駅、蒲田駅まで10分～15分ほどで着いてしまいますので、なにも蓮沼駅だけじゃなく行き先いかんによって選ぶこともできます。
蒲田駅の次の駅、矢口渡がある東急多摩川線は6駅と短く、終点の多摩川駅では東急東横線が通っていますので、渋谷・麻布・銀座方面や横浜に行くのに便利です。
蒲田駅を通る東海道本線は、品川方面や川崎・横浜方面につながっていて、伊豆方面に行くことも。
また蒲田駅からちょっと歩けば、京急空港線がありますから、羽田空港まで乗り換えなしで行けます。

試しに帰りは蓮沼駅からではなく、蒲田駅まで歩いてみました。
オーナー様手書きの近道マップを片手に…（ありがとうございます！）。



花屋さんを曲り、中古車販売店があるところを左に曲がると、商店街のアーケードが見えてきます。



なかなかの数の店が集まっています。
雨の日も気にすることなくお買いものできそうです。
抜けると、そこはもう蒲田駅西口。
左には「グランデュオ」（西館と東館とあります）、右には「東急プラザ」がどどんと建っています。
2年前に来たことがあるのですが、こんなに立派でしたっけ！？





高梨ビルから蒲田駅まで、10分～15分程でした。
家の近くにこんなデパ地下やファッションブランド、雑貨、お食事処が揃っていたらいいですよね。
というか、気軽にブランドを買いにこれるこの立地がすごいです。

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《オフィーリア》とは、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場するヒロイン。ハムレットに捨てられ、誤って父を殺されたことで気がふれて自ら命を絶ちます。そんな悲劇的なヒロインを題材とした絵画は数多く制作されていますが、ミレイの《オフィーリア》は中でもとても印象的な作品ですよね。作品自体はそれほど大きなものではないのですが、深い緑と水面や人物の美しい表現にスッと引き込まれていくような、不思議な感覚に陥りました。
ミレイは忠実な自然描写を心がけており、その背景に描かれた草花にはそれぞれきちんとした意味が込められています。そうすることで、この場面の現実性を高めようとしたそうです。
ロンドン留学中の夏目漱石もこの作品に深い感銘を受けており、『草枕』にも《オフィーリア》についての記述があります。


展覧会は、作品のテーマや分野ごとに分けて展示され、とても見やすく構成されていました。
私の中で特に印象に残ったのは、絵画のタイトルのつけ方です。シンプルに、描かれている人物や場面の状況をタイトルにしたものもありますが、
『信じてほしい』
『しゃべってくれ！』
『何を考えているのか』
などといった情緒的なもの、
『月、まさにのぼりぬ、されどいまだ夜ならず-バイロンの詩より』
といった詩から引用したものなど、絵画の魅力をさらに引き出すようなタイトルが付けられているのです。

まだまだ開催中ですので、渋谷に寄った際にはぜひ！


【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【開催日時】8月30日（土）～10月26日（日）
【ウェブサイト】http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_08_jemillais.html

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