隊員のヒロです。6月9日のひとりごとです。この日は作業ではなく2現場ほど下見の依頼で動きました。現場は2つとも東京で、いつも使っている工事用車両が車検の為代車を借りての移動で、いつもはカーナビが付いているので全然気にすることなく運転をしていましたが、この日は隊長に地図を見てもらっての運転となりました。隊長も一生懸命に地図を見て案内をしてくれましたが、やはり機械には勝てません、かなり間違いながらの移動となってしまいました。本当に「カーナビ」さまさまです。
6/7(水)出動しました。RC造の共同住宅、5階キッチン天井からの雨漏りです。「部屋を売却する事になり、売却後の区分所有者に迷惑をかけたくないので、雨漏りがしない状態にしてほしい」との事で私達の出番となりました。
「共同住宅の雨漏りは共用部に起因する事が多いので、漏水補修費の負担は区分所有者ではなく、管理組合や施工会社等が負担する事が一般的です」と説明したのですが。「管理組合等を通すとなかなか話が進まず、どんどん売却時期が延びてしまう」とのことで、個人(区分所有者)負担で工事をする事になりました。
当日に私達が出来る限りの漏水補修工事はさせていただきました、売却後の区分所有者様に納得していただければと思います。今回のお客様は非常に紳士的な方で、最後まで気持ち良く作業をさせていただきました。
6/4(日)出動しました。RC造テナントビル1階、歯科の診察室天井からの漏水です。漏水部の直上は、2階産科のシャワー室となっています。「2階シャワー室の改修(ユニット化)も検討したがスペース的に無理、とにかく漏水を止めてほしい」との事で私達の出番となりました。
今回は漏水補修工事のみで、漏水診断は行いません。漏水部を見てみると、スラブ貫通配管廻りから漏水していました。漏水診断を行っていませんので断定はできませんが、上階シャワー室の配管貫通部廻りの防水に不具合があるのでしょう。スラブ貫通配管廻りから「トマールE」を高圧注入して、補修完了です。
今回ほとんど私は作業をせず、隊員のヒロ君が1人にもかかわらず、ほとんどの作業をしてくれました。作業のみで考えれば私以上で、私の出番はありません。たのもしい限りです。
6/2(金)出動しました。RC造・5階建ての共同住宅、4階リビング天井からの雨漏りです。4階天井漏水部の直上は、5階ルーフバルコニーとなっています。建物全体の大規模改修を行った様ですが、諸事情により改修工事が出来なかった部位の直下での漏水です。「原因を特定して、対処方法を検討したい」との事で私達の出番となりました。5階ルーフ床はアスファルト防水外断熱保護工法となっており、漏水部直上は保護層の上にタイル貼りとなっています、改修部分は保護層の上にウレタン塗膜防水が施工してあります。
漏水診断の結果、床タイル仕上げ面がアゴ下防水端末部より高い所が一部あり、そこから防水層裏へ雨水が浸入している事が判りました。今回は非常に炭酸ガスを検知するのに時間がかかりました、私の着眼点が少しずれていたようです。
漏水補修ですが、私達は水みちに対する補修を高圧注入工法で行い、浸入部(雨水の入り口)に対する補修は元請様に検討していただく事になりました。床のタイルを全て(高い所から低い所まで)撤去して、改修部と同じようにウレタン塗膜防水が施工できれば良いのですが・・・・(ひとりごとです)。