横浜から千葉県南房総市まで漏水診断を依頼され伺いました、アクアライン(有料道路)を通り現場へ向かいましたが早いですね、海の上を直線的に行ける感じです。一昔前は都内を通り迂回してましたが、近頃はかなり行き易くなりました。
相談だけでもかまいませんので、遠方からでもぜひお問い合わせ下さい。ちなみに横浜から見て千葉は遠方ではありません、関東近県であれば直接伺うことが出来ると思います。
3/16(金)出動しました。RC造共同住宅、13階居室天井からの雨漏りです。漏水部の直上は14階居室となっており、最上階の天井からではなく途中階の天井からの雨漏りです。「散水試験をしても原因がはっきりとしない、管理組合に雨漏りの原因を特定して報告しなければならない」との事で私達の出番となりました。
「14階居室の床・壁等の仕上げ材は撤去できない」との事なので、14階外部側から炭酸ガスを送入して漏水診断する事にしました。漏水診断の結果は、掃出し窓と腰窓の水切り廻りから雨水が浸入している事が判りました。今回の工事は漏水診断と応急処置(シーリング)のみという事で、漏水補修工事は管理組合さんと打合せをしてからとの事。後日に樹脂注入工法による漏水補修を勧めてみます。
今回の漏水診断は外部側から炭酸ガスを送入する方法を採りましたが、やはり基本は内部側の漏水部(水の出口)から炭酸ガスを送入する方法です。当然どちらにしてもメリット・デメリットはあります、しかし漏水原因の特定の確実性では内部側の漏水部(水の出口)から炭酸ガスを送入する方法です。
隊員のヒロです。3月24日のひとりごとです。まず最初に「隊長すみません!」長い間サボってしまいました。これからまた心を入れ替えて頑張ります。さて、ひとりごとのほうですが隊長も言っていたとおり新しい隊員が入りまして私も恥ずかしながら 先輩 になりました。今までは後輩から見られることがありませんでしたが、これからは常に見られているので気を引き締めて作業に臨みたいと思います。早く仕事を覚えてもらえるよう見本になるように行動していきたいです。
3/1(木)出動しました。RC造・6階建て共同住宅、5階専有部廊下天井からの雨漏りです。廊下天井の漏水部直上は上階のルーフバルコニーとなっています、ルーフバルコニー床はアスファルト防水外断熱保護工法のうえにウレタン塗膜防水となっています。「何回も防水をやり直しても漏水が止まらない、原因がわからないとこれ以上対処のしようがない」との事で私達の出番となりました。
漏水診断の結果、排水通気用防水金具上部の塩ビ管差込口の隙間から通気管内部へ流入した雨水が、通気管内部の配管継手部からスラブ躯体内へ浸透・漏水している事がわかりました。排水通気用防水金具上部から内部を見ると、配管継手部がずれているのが目視で確認できました。
何回も防水をやり直しても漏水が止まらないハズです、漏水診断でも防水部に不具合は確認できませんでした。元請様の判断で今回は漏水診断のみで、排水通気用防水金具上部のシーリングによる応急処置で経過を見るとの事。シーリングはあくまで応急処置ですので、最終的には漏水補修(注入工事)を勧めようと思います。