10/3(月)出動しました。RC造・9階建て、共同住宅の最上階専用部天井からの雨漏りです。「2戸・2箇所からの雨漏りで、屋上の改修をしたが止まらない」との事で、私達の出番となりました。屋上は密着アスファルト防水保護工法で、そのうえに改修時にウレタン塗膜防水を施工したようです。
漏水診断の結果、2戸・2箇所ともウレタン塗膜防水の床切付け部の穴から、水が浸入している事がわかりました。1箇所から浸入した雨水が、2戸・2箇所へ漏水していた事になります。表面のウレタン塗膜防水の不具合部は1箇所ですが、既存のアスファルト防水の不具合部は2箇所あると考える事ができます。漏水箇所が2箇所の場合、漏水原因(浸入箇所)も2箇所とは限りません。
今回は漏水診断のみで、後日に漏水補修の予定です。
9/28(水)~30(金)出動しました。現場は日により違いますが3日間共、外壁亀裂への低圧自動式樹脂注入工法による補修でした。ここでは工法の詳しい説明は省略させていただきます。
改修工事等で外壁等の亀裂補修も施工いたします、ぜひお問い合わせ下さい。
9/27(火)出動しました。RC造・5階建ての、事務所ビルの2階窓下からの雨漏りです。窓は2階から5階まで連装されています。「内装の撤去・解体をせず、外部のみで漏水診断できないか」との事で、私達の出番となりました。
漏水診断の結果、レンガタイル目地(深目地)とサッシュの取合い部から、水が浸入している事がわかりました。今回は漏水診断のみの依頼ですが、後日に漏水補修の提案をさせていただこうと思います。
タイル目地材は防水材ではありませんので、問題はその下(下地・躯体等)の処理にあります。
9/23(金)出動しました。RC造・4階建て共同住宅の、最上階専用部天井からの雨漏りです。屋上は密着アスファルト保護防水となっています。「屋上にウレタン防水を施工したが、雨が降るとまだ数滴落ちてくる」との事で、私達の出動となりました。
漏水診断の結果、パラペット外壁の吹付け面の亀裂から雨水が浸入している事がわかりました。漏水診断終了後、そのまま漏水補修工事(注入)まで施工させていただきました。
最上階の天井からの雨漏りの場合、まず最初に屋上防水を疑いますが、パラペット外壁から水が浸入しているケースも多々あります。この場合いくら屋上を補修しても雨漏りは直りません、パラペット外壁等も視野に入れてみてはどうでしょうか。