9/17(土)出動しました。RC造・5階建て共同住宅の、最上階専用部リビング天井からの雨漏りです。天井はスラブにクロス直貼りで、屋上は外断熱露出アスファルト防水となっています。
ここ2・3日雨が降った記憶がないのですが、朝の時点でスラブの亀裂からリビングに雨水が落ちていました。入居者(区分所有者)様にお話を伺うと「3ヶ月ほど天井が乾いた事がない」との事、相当な雨水が防水層の裏に入っている可能性があります。事実、スラブに水抜きの穴を開けるとバケツ1杯の水が出てきました。
漏水診断の結果は防水層ではなく、パラペット外壁のタイル面の亀裂から雨水が浸入している事がわかりました。漏水補修(高圧注入)工事が完了する頃には、天井面が乾いてきました。
入居者(区分所有者)様、元請様に安心していただけた様です。