10/3(月)出動しました。RC造・9階建て、共同住宅の最上階専用部天井からの雨漏りです。「2戸・2箇所からの雨漏りで、屋上の改修をしたが止まらない」との事で、私達の出番となりました。屋上は密着アスファルト防水保護工法で、そのうえに改修時にウレタン塗膜防水を施工したようです。
漏水診断の結果、2戸・2箇所ともウレタン塗膜防水の床切付け部の穴から、水が浸入している事がわかりました。1箇所から浸入した雨水が、2戸・2箇所へ漏水していた事になります。表面のウレタン塗膜防水の不具合部は1箇所ですが、既存のアスファルト防水の不具合部は2箇所あると考える事ができます。漏水箇所が2箇所の場合、漏水原因(浸入箇所)も2箇所とは限りません。
今回は漏水診断のみで、後日に漏水補修の予定です。